漆喰彫刻士 大久保雅さんを訪ねました。

2010.02.26   カテゴリー:漆喰

みなさんこんにちは。  『1の書簡』の 八幡です。 なっ!なんと!2月21日の日曜日に 漆喰彫刻 で全国的に有名な 『入江長八』 の直系四代目に当たります、 ミヤビ工芸社長の 大久保 雅 さんにお会いしてきました。

そもそも大久保さんにお会いできたのは 弊社ブログ 『2の書簡』 でおなじみ?の斎藤さんが 弊社入社以前から漆喰彫刻に興味があり大久保さんのお弟子さんとして アトリエ・雅塾 で彫刻を学んでいたのがきっかけでありまして、今回は ずうずうしくも なんと八幡工業から斎藤さんをはじめ、僕を含めた計4名がこのアトリエ・雅塾を訪問。 大久保さんの漆喰彫刻の素晴らしさ、そしてなにより大久保さんの人としての魅力を存分に体感させていただきました。 感動と興奮が連続しっぱなしの1日でした。

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ひとつひとつの作品について丁寧に説明してくださる大久保さん。

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彫刻だけではありません、いろいろな左官の技法のノウハウを独自に作り上げた施工要領書を使って惜しみなく教えてくださいました。
これからの左官業界は大久保さんのような技術の共有化を図ってくださる方がもっともっとたくさん必要なんだと改めて思いました。

日本が世界に誇る素晴らしい左官技術の維持、そしてさらなる進化のために・・・

しかしながらビジネスなんかが絡んだりしてくると技術の独占化と言いますか、なかなかそうもいかないってのが現実で・・・ むなしいかぎりです。

どんなに丁寧に技術のノウハウやお手本、発想のアドバイスをいただいたとしても、その後の努力やセンスを磨かない限りそう簡単に自分のものにできるものではありません。 難しい技術、本物の技術ならなおさなのことですよね。これは左官に限らずいえることですけどね。 言ってみれば、誰しも簡単にはできないってことなんです。それをビジネスに生かそうなんて思ったらそうとうな努力と研究が必要となるでしょう。

しかしだからこそ高みを目指すこれからの左官屋には、大久保さんのような技術をもった方のご指導が必要なんだと思います。 言い換えるならば、『できるもんならやってみな的な感覚』でもかまいません、「僕らのような 若手左官 に未来を築くチャンスをください。」ということなのです。

話を戻しまして、ここで大久保さんの素晴らしい作品(ほんの一部です。)をご覧ください。

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いかがでしょうか。写真で見ても繊細さが伝わってくると思います。実際に目にした僕は驚きの連続でした。  そしてなんと大変ありがたいことに、この日大久保さんが僕等3名を アトリエ・雅塾 の生徒として向かい入れてくださいました。
これで八幡工業所属の塾生が計4名になった訳です。八幡工業の未来を築くチャンスをいただきました。 大久保先生、今後ともよろしくお願いします。

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先輩塾生である斎藤さんの作業写真。 龍の漆喰彫刻に挑戦していました。

上手です・・・・

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弊社の稼ぎ頭 長塚君 も真剣な表情で作品を見ていました。

塾生同期として君には負けませんよ!!
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そして夕方からは大久保先生をお誘いして、5人で居酒屋でお酒を飲みながら左官についてのいろいろなお話をしました。 僕もお酒が入ってついつい熱弁ぎみに・・・大変失礼しました。

なにはともあれ内容の濃いものすごい1日でございました。  左官人生の師匠がまた一人増えた記念すべき日となりました。   それではではまた。

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蜜蝋塗装とSA工法と洗い出し仕上げ。

2010.02.21   カテゴリー:リフォーム事例, 左官工法

葛飾区金町の神田様邸の門扉改修工事をいろいろな工法を使って仕上げて見ました。

・既存ブロックの上にクラック防止や補強の意味でのネット伏せ込み(ノンクラック工法)

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・モルタル造形及びSA工法によるコンクリート調仕上げ

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・左官洗い出し仕上げ

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・スイス漆喰(カルクウォール)塗り ポストの上下面。

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・スイス漆喰乾燥後の蜜蝋塗装仕上げ

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これらの工法を使用しての仕上がりの様子がImageGalleryの1・2枚目です。施工途中の画像と合わせてどうぞ。
左官の技を駆使した左官やならではの門扉に仕上がりました。 コンクリート壁のクールなイメージと漆喰蜜蝋塗装の柔らかい色合いがうまく調和していると思います。

最後に蜜蝋塗装のアップ画像を載せときます。 左官の模様が蜜蝋塗装仕上げにより、よりいっそう浮き出でています。この仕上げ方は色合いとともに訪れる人の目を引きます。

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Data

件名: リフォーム 用途: 住宅
区分: 外装工事 エリア: エントランス
業務範囲: 左官工事,塗装工事

みんなで左官DIY

2010.02.21   カテゴリー:八幡の職人, 左官事例

友’s blogです。

今回は、東京銀座のJ’STYLEという BARの壁をイケダコーポレーションのスタッフさん達、BARのオーナーさん、そして八幡工業とで、スイス漆喰を使って左官仕上げしました。今回はその様子を動画にしてみました。
それでは、どうぞ♪

みんなでワキアイアイと楽しい一日でした。
以上、友’s blogでした。

Data

件名: 用途:
区分: エリア:
業務範囲:

スイスウォールのロゴ第二段作成!!

2010.02.11   カテゴリー:左官事例, 左官工法, 漆喰

こんにちは。 3日前あたりから花粉症の症状があらわれてきた『1の書簡』担当の八幡です。
?僕の花粉症歴は結構長くて、中学2年の春からなのでもうかれこれう?んと・・・・ とにかくベテラン花粉症患者であるわけで、(年々症状が悪化しているように思えます。)これまでの合計くしゃみ回数はかなりのものだと思われます。その結果、 声を出さない「サイレントくしゃみ」という技を一昨年あたりから習得いたしました。会議中や電車の中なんかは、くしゃみも携帯電話もマナーモードに切り替えます。(笑)
それはそうと、とにかく毎年この時期は鼻はつまるは、目はかゆいは、おまけに体はだるいはでぼーっとしている時間がいつも以上に多くなります。僕にっとって1年で1番つらい時期であります。

さて、昨年イケダコーポレーション築地ショールームでスイス漆喰のかき落とし壁とともに作成した『スイスウォール』のロゴマークを回りのデザインを少し変えての2度目の作成をしましたので、それを載せていきます。

ちなみにショールームのかき落とし壁は昨年の暮れに少々訳ありでイメージチェンジをいたしました。ですんでまずは、その壁のビフォーアフターを載せます。

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今やもう見ることのできないオールスイス漆喰かき落としの壁です。こちらが施工前。

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施工後。 御覧の通り腰から下をアンティークストーン調に仕上げました。もちろんスイス漆喰を使用してです。

イケダコーポレーションではこの壁のあるショールームで月に1?2回のぺースで施工セミナーや塗り壁体験会をやっているんです。

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このような感じです。会場は毎回とっても和やかな雰囲気、ぜひ1度ご参加してみてください。

話しを戻しまして、そうこの壁のアクセントとなっている『SWISSWALL』の文字とアルプスの山をイメージしているであろうマークを再度作った訳なのです。

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今回はこの一枚の石膏ボードからスタートです。

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ボードにミネラル下地材を塗り、乾燥後枠を組んでスイス漆喰に骨材をプラスしたものを詰めて、石調にテクスチャーをつけて乾燥させている状態。

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スイス漆喰乾燥後、石調に色をつけます。 ムラに色をつけるのがポイント。

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次に、かき落とし用のスイス漆喰を塗りつけます。 赤と白のツートンカラーですが、きれいにラインを出すのがなかなか難しいのです。

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塗りつけ完了。 乾き具合を見ながら何度か表面を鏝で押さえます。

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かなり乾燥してきた状況で型紙をあて文字やマークを着色した漆喰の上にかたどり。また乾燥状況を見計らってかき落とし始めます。

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なかなか根気のいる作業なんです。何度も心折れかけ、やっと後もう少しって状況の写真。

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完成!!

絶妙な位置にラインが入って、計画通りに仕上がりました。 よかった??

この出来上がった物を翌朝、丁寧に梱包して銀座にある『J?STYLE』というBARの新築現場へ・・・

この現場は前日からBARのオーナーさんやイケダコーポレーションのスタッフさんなどが弊社の若手社員のサポート?を受けながらの『左官DIY』的なことをやっていた現場であり、その日は朝からみんなで仕上げ塗りを行う日でした。 《この2日間の作業の様子は後ほど(2の書簡『友’sblog』)で紹介する予定です。 乞うご期待!!》 そのみんなで仕上げた壁にこのパネルを埋め込みました。

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みんなで「ワイワイがやがや」ととっても楽しく作業しました。 浅野さん!プロ顔負けの技術に驚きました。以前より腕があがってるし?

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参加者全員で記念撮影。 高円寺LUNAのオーナー「アトリエカフワ」の斎藤さんも駆けつけてくださいました。
きっと参加者全員が思い出に残るであろう1日になったと思います。 左官塗り壁の持つ可能性の大きさ、人を魅了する力を再確認させられた1日でした。

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件名: 用途:
区分: エリア:
業務範囲:

足立区 キクスイSA工法

2010.02.02   カテゴリー:左官事例, 左官工法

東京都足立区の住宅でコンクリート打放し調にモルタル造形した後、菊水化学さんの キクスイSA工法を用いて模様付け塗装しました。

今回はコンクリート調の模様付けをかなり大胆に施しコンクリートの重量感を表現するとともにデザイン性も兼ね備えている類まれなコンクリート打放し調仕上げになっていると思います。

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モルタル下地に墨出しなどをした状態。 この下地はクラック防止のため全面ネットを伏せ込むノンクラック工法。

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完成。

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件名: 新築 用途: 住宅
区分: 外装工事 エリア: エントランス
業務範囲: 左官工事,塗装工事

汚れを分解しきったカルクウォール。

2010.02.01   カテゴリー:左官事例, 漆喰

こんにちは。 「1の書簡」の八幡です。 今日は東京でも雪が降るという予報が出ています。まだまだ寒い日が続きそうですね。嫌ですね?。 さて、今回のブログは驚きの実験結果の報告です。以前「カルクウォールの性能」として汚れを分解する能力があるというお話と、その実験(カルクウォールにコーヒーをかけました。)をこの「1の書簡」でしました。
結果といたしましては、実験開始から約20日間経過した状態では完全に汚れが消えたとは言い切れないものでした。 僕としても完全に汚れがなくなり、まっ白い壁が蘇るのは無理なのかと思いました。 と思いつつもただ庭先に放置しておけばよい実験なので良く言えばそのまま実験継続状態にしておきました。(悪く言えばほったらかし状態)
実験していることすら忘れかけていた今年1月12日、ふと目についたパネルを手にとって見ると「これは確か、汚れ分解能力を実験していたカルクウォールを塗ったパネル。 汚れが・・・ き、き、きえてるーー!!」

ということで偉大な実験結果を実験開始の状況からどうぞ!

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記念すべき実験初日。  カルクウォールにコーヒーをかけました。

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5日後。色が薄くなってきました。 効果が出始めています。

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20日後。以前、この状態まで公開しました。 完全には消えていません。

ところが・・・・

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どうですか!! 完全に消えています。 別の場所での画像もどうぞ。

驚きの結果となりました。 スイス漆喰・カルクウォール恐るべし!!

どうやら太陽の紫外線と漆喰の持つアルカリ性とが科学反応を起こして汚れが分解されるらしいんです。(有機物に限る) ですから家の中の壁よりも外壁にスイス漆喰を塗った方がこの効果は期待できそうですね。
今後このパネルを持ち歩きいろんな方に実際に見ていただきカルクウォールの素晴らしい能力をたくさんの方に知ってもらおうと思っています。

? 最後に今回の内容とはまったく関係ないですが・・・・・

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これは先日「川崎麻生不動尊」で買ってきた、創業140余年の伝統を誇る「荒井だるま店」さん特製の『お多福だるま』です。 だるまはひとつひとつ心をこめて手描きで創っているものが多く、手づくりの温かみを感じさせられます。 そういった面では左官の仕事と共通するものがあります。(無理やりつなげちゃいました。(笑)) ともかく、人の手で創られた物はそれを見たり、触れたりした瞬間にそうなるまでの過程(状況や苦労、楽しさなど)が頭に浮かび、心を打たれます。  と言いつつ、このだるま少々値切って購入いたしました。(笑)
ちなみに、だるまに目を入れる順序は左目を塗って祈願し成就したら右目を入れるのが一般的で、選挙の場合は右目から塗り、当選したら左目を入れるのが一般的だそうですよ。     ではまた・・・

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