イケダコーポレーション様との共催企画、
建築に関わるプロ向けのセミナー第23回
【スイス漆喰外壁経年変化ツアー】
2017年7月20日(木)に開催されました!
このたび、ご縁があって 八幡工業・ナチュラワイズのスタッフに
なりました 私、谷(たに)がご挨拶もかねレポートいたします。

6社8名様のご参加をいただきました。
お暑い中お集まりいただき誠にありがとうございました。
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-第1部-
今回は夏の特別企画としてスイス漆喰施工の実例を直接ご覧頂き、
経年変化と具体的なメンテナンス方法を説明させて頂きました。
(①物件目:築34年・塗り替え後2年経過 ↓)

こちら、実は八幡社長のご自宅。
社長みずから、いたるところに取り入れられている左官の技法も紹介。
みなさん、興味深そうに写真を撮影されていました。
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(②物件目:新築3年目 ↓)
こちらは、しっくい塗り壁と造形もあわせてご紹介しました。

分乗してさらに次の物件へ移動。車内でひと心地。

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そして、最後の物件へ到着
今年6月にした塗り替えリフォーム施工前のパネル写真と
施工後をじっくり比較してご覧いただき、
リスクの回避、対策方法を八幡専務が具体的に説明いたしました。
(③物件目:築6年 ↓ )

カルクウォール施工断面模型で内部の構造もご説明しました。

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このように2時間ほどの実地見学ツアーの後、
一同ショールームに戻り、冷房の効いたセミナールームにて勉強会となります。
-第2部-
最初にイケダコーポレーションの山本様より「スイス漆喰のお話」

-第2部-
つぎに、八幡工業・斎藤より
見学物件のおさらいとともに、おススメする工法・下地紹介をしました。

ここでは、資料をご確認いただきながらのご説明。
今回の為に「特別ちびツアーパンフ」(旅のしおり)も作成させていただきました!
これは、ツアー参加者だけの特典です。

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-下地の関わる素材の紹介-
さまざまな現物をお手に取っていただき、
最適かつ適正な工法をご説明。

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-カフェ見学-
今回は外壁メインのツアー企画でしたが、
ぜひ!スイス漆喰の内装もご覧頂きたく… 最後にチラッと。

厳しい暑さの中、盛りだくさんの内容で、
少々ハードスケジュールとなってしまいましたが、
スイス漆喰「カルクウォール」の魅力をより身近にお感じいただき、
今回のセミナーを是非リスクヘッジとしてお役立ていただけましたら
スタッフ一同、嬉しく思います。
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次回は9月7日(木)の開催予定です。
お申込み、お問い合わせは
メール:info@iskcorp.com
FAX:03-3544-4450 (ご担当:今村様)
※八幡工業・ナチュラワイズの紹介とお伝えください。

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八幡工業ではお家の外構工事のご依頼も承っています。
前回は、葛飾区で行った 事例をご紹介
① 竹の生垣
② サイクルポートの施工例をレポートしました。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=15196
今回は、玄関ポーチの「手すり設置工事」のお話しです。
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③、玄関ポーチの手すり設置工事
施工は八幡工業のベテラン職人の平野さん。
左官の技能はもちろん、エクステリア経験も豊富な多能工の
スペシャリスト。

階段2段あがるところに安全対策+老後にそなえて
手すりをつけてほしいというリクエストにお答えしました。

完成イメージプラン

まずは、柱をたてなければならないので
所定の位置にあわせてディスクサンダーでタイル面に切り込みをいれます。

コアドリルで支柱埋め込み用の穴をあけます。

穴が開いたら、柱をたて モルタルで固めます。
きちんと水平・垂直になっているか慎重に確認中。

地面の芝生にも穴をあけて柱をうめます。
モルタルが乾いたら芝を敷きます。

ポーチの上は柱周りをタイルで仕上げます。

こまかく切り込みを入れたタイルをモルタルで貼ります。

目地材を入れたら完成です。

きれいにお掃除してお引き渡し

完成直後

そして一週間後 来てみると きれいな花畑がお出迎えしてくれました。

そして、作業中 なんどもパトロールにきてくれた飼いネコちゃん。
なんでも施主様の膝の上に載って、このお庭をみるのがお気に入りなんだとか。
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使用した手すり製品:
四国化成 セイフティビームSJ型 マロンブラウン色
お家周りのエクステリア工事は安心の左官屋へご相談ください。
八幡工業・ナチュラワイズ
お問い合わせ電話 : 03-5876-3375
メール : info@yawata-sakan.com
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八幡工業ではお家の外構工事のご依頼も承っています。
今回は、葛飾区で行った 事例をご紹介します。
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①、竹の生垣を駐車場に設置した例
もともとのブロック塀とその上のアルミフェンスを残したまま
手前に遮蔽(しゃへい)垣を設置し、純和風の景観を作り出しました。

完成した写真
建仁寺垣(けんにんじがき)Lixil社の製品をご提案しました。
割り竹を縦に使い、押し縁、笠をつけた最もポピュラーな竹垣です。
腐りにくく長持ちする、アルミと樹脂製の人工竹垣がおすすめです。
https://goo.gl/48qqNe
↓ 施工前の写真


工事の工程です。まずコンクリートブロックに沿って
地面に穴を開けます。

高さを合わせ、慎重に柱を建てます。

垂直を確認したらクランプでしっかり固定し

モルタルを流し込み 固めます。
セメントのあつかいは左官屋の得意技です。

竹垣のユニットを嵌め込んでいきます。

翌日、アスファルト舗装をして完成です。

竹の色、柱のタイプは様々なバリエーションからお選びいただけます。
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②、サイクルポートの施工例

この手書きの黒い部分にプロパンガス置き場を確保し
もともとガスタンクがあったスペースには
あらたにサイクルポートを設置してほしいというご依頼です。

ど~~ん完成!! ガスタンク置き場できました。
既存ブロック塀を一部壊して、
ひかえの壁を両脇にブロックで作り直し、土間はコンクリートで固めました。

天端は定規をあてて補修材で仕上げます。

さあ、おつぎはサイクルポートの工事です。
↑ 工事前です。まずは、植木を抜いて移動。

スッキリしたところで
建て物の境界の基礎部分は板で囲みました。
そして、支柱用の穴を開け、土間コン打設用に土を10㎝掘り起こします。

それほど広くはない 奥行 2メートル 幅1メートル なのに
え~~どんだけ~~!!
なんと、ダンプ一杯の残土が出るのです。

柱を立てました。
隣に背の高い車が入ることがあるということで
高さ 2500㎜ 特注のロング柱を発注しました。

枠の中は花鉢や野菜のプランターを置く台になります。
モルタルを流して、鏝で天端を押さえています。

翌日、柱が固定されているのを確認したら
屋根を取り付けます。
製品は、Lixil社 の 「フーゴRミニ」
電子カタログページ https://goo.gl/V9WjGR
細かい柱まわりも丁寧に。
こういうところはやっぱり左官屋に頼んでよかった!
といっていただける部分なので念入りに鏝でおさえます。
土間は奥から水勾配をつけて生コン仕上げ
木枠をはずした 花台も きれいに仕上がっていますね。

既存との境にはインターロッキングブロックを埋め込み
ひび割れを誘発するのにも一役買うおしゃれな目地にします。
【インターロッキングの特徴】
・ブロックの隙間から、下に雨水が浸透していくため水はけが良い
・道路・歩道にも使われるように、車の重量にも強く駐車場として利用できる
・色・素材ともにバリエーションに富み、美しい景観を演出

完成しました。
プロパンガスも専用スペースに収まっていますね。
車と自転車置き場、そして奥様のグリーンプランター

ミニトマト いきいきと実ってました。
お家周りのエクステリア工事は安心の左官屋へご相談ください。
お問い合わせ電話 : 03-5876-3375
メール : info@yawata-sakan.com
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その2 では 「玄関ポーチの手すり設置工事」をご紹介しています。
こちらも、あわせてご覧ください。
http://www.yawata-sakan.com/blog/?p=15248

「トラバーチン」は古来より、よく利用されている建築材料で
河川などに沈殿した石灰分の多い多孔質の石材から作られます。
古代ローマ人が建てたローマのコロッセオは、
その大部分がトラバーチンでできた世界最大の建築物で有名ですね。
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「オリジナル」「手作り」「一点もの」が大好きな人へ
もしも、あなたがお家を建てたいと思ったら
大工さんに頼むことでしょう。
お部屋に素敵な家具を置きたい場合は、
家具職人さんに作ってもらいますね。

では、【 郵便ポストのある石塀 】を
玄関前に欲しいなと思ったら・・・

おまかせください。
八幡工業・ナチュラワイズがこしらえます。
上の写真は、完成した「トラバーチン」の石塀。
トラバーチンは中庭や庭園の小道の舗装にも使われる石材です。
ただし、これはモルタル造形による擬石細工です。
八幡工業は下地処理から、エイジング塗装仕上げまでを担当。
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では、作業の様子をみていきましょう。

まず、左官で下地のモルタル塗りをしながら
補強のためのファイバーメッシュを前面に伏せ込みます。
ちなみに、ブロックとポスト設置は外構工事の方に
あらかじめ作っておいていただきました。

下地処理が終わったら、
特殊造形用モルタルを塗り重ねていきます。
ここから、いよいよトラバーチン造形がはじまります。
造形のポイントは石版のサイズの目地を入れること

(*参考写真)
そして、トラバーチンの特徴である孔や溝の表現。

ブラシや鏝をつかって巣穴のテクスチャーを作っていきます。

造形が終わり、エイジング塗装チームに引き継ぎます。

下塗りをしてから、一枚ずつ塗装仕上げしていきます。

ベースの白塗装が完了

仕上げの途中
表と裏を確認しながらの作業です。

全体のバランスを見ながら
一枚ごとにエイジング塗装を施していきます。

完成した「オリジナル」「手作り」「一点もの」の
【 郵便ポストのある石塀 】 トラバーチン擬石仕上げ。
八幡工業・ナチュラワイズにご依頼いただけましたら、
高価な石材を海外から取り寄せる必要はありません。
現場でお好みの石のサイズ、色調、テクスチャーの
リクエストにお応えできるのが
モルタル造形による擬石仕上げなのです。

最後に
石に直接 彫り込んだ 「施主様の表札」。
お好きな書体で、お好きな場所へ施工します。
これも左官の技術です。
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