2017.04.05 モルタル造形

食品会社にこそ 安心安全な漆喰を!!

こんにちは、八幡工業 2代目 八幡吉彦です。

私の高校時代の同級生の会社オフィスのリフォームの相談を受け、
事務所・商談室を「スイス漆喰」とモルタル造形で施工させていただきました。

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大田区にある
ニッケンフーズ

冷凍食品をデザイン、企画、製造するフードプロダクト カンパニー。

「日本の食卓をアイデアと技術力で幸せに します。」 というポリシーの企業です。

http://www.nikkenfoods.jp/

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リニューアルにあわせて2代目 西社長様から
「八幡君、なにかおもしろいデザインでよろしく」

リクエストは?

「唐草模様を取り入れたデザインにしてほしい」

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棚から下段はレンガ調タイルということで

左官は上段の窓回りの壁を担当
食品会社ということでは 安心安全な【 漆喰 】をおすすめしました。

提案した仕上げ材はスイス生まれの天然漆喰『 カルクファサード 』

殺菌効果でカビ・汚れにも強く外壁に使っても長持ちする仕上げ材料です。

http://www.naturalwall.jp/blog/calkwall-knowledge/2776.html

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*デザイナーチームのリカさんによる完成イメージ図

唐草模様 : つる草が四方八方に伸びてからみあう文様です。
どこまでも伸びていくツタの様子は、まさに生命力の象徴。
古来より一族企業の繁栄や長寿を願う、縁起がよい吉祥文様なのです。

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*石膏ボード下地
ジョイント部分をパテ埋めしてから、ミネラル下地材を塗布

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*デザイナー・リカさんパースをもとに下地につる草を描きます。

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*下絵が決まったら、つる草部分にバッカ―材を貼っていきます。

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*バッカ―材を取り囲むように 職人がスイス漆喰を鏝で塗っていきます。

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スイス生まれの天然漆喰は、
アレルギーを引き起こす合成樹脂などの科学成分を一切含まず、
天然成分100%(成分完全明示)スイス伝統の製法で作られています。

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*しっくいの水引き、しまり具合をみながら
つるの周囲を 彫っていきます。

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*バッカ―材を取り除いたら つるの部分をグリーンの材料で埋めていくのです。
この際、しあがったまわりの白い壁をよごさないように
すべてマスキングテープで覆います。

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*盛り上がったつる草、すいかずら
花は黄色に着色して仕上げます。

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*アップでみると複雑な工程のあとがわかりますね。

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このように左官チームとペイントチームで楽しく仕事をさせて頂きました。

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堂々の完成です!!!!

手前のアンティークの電話機が決めてですね。
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実は、これは絵巻物のように考えられた図案だったのです。

スタートは左の 「種」 から 新芽が「芽吹き」「葉」が茂り 「花」が咲いて
右端 再び「実」が成る。

これには、ニッケンフーズ 食品工場の生産ラインの流れと
会社の成長・繁栄をあわせた ふたつの思いが込められています。

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最後に 「青い果実」がこぼれ落ち、ふたたび「黄色い種」となって
つぎの 時代につながっていく。

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ニッケンフーズ 西社長様からは
「八幡君、うちは ゼロから種をまき、育て、世の中に美味しい実となる
食べ物を 提供する会社、ピッタリのイメージで飾ってくれてうれしいよ!!」

とお褒めの言葉をいただきました。

こちらこそ感謝です。

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これからも左官にいろいろな要素を取り入れて面白いこと、
素敵なことたくさんしていきたいなぁ〜〜^_^

最後まで読んでいただき ありがとうございました。

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