2009.10.03 左官工法

キクスイSA工法(コンクリート打ち放し工事) (2)

こんにちは。 10月に入り雨の日が続いています。 これからは雨の降るたびに寒くなっていくのでしょうね。 季節の移り変わりを感じる時期ですね。 これも四季のある日本だからこそ感じられること。 日本人は四季折々の季節感を 、自然への感謝と共に大切にしなければなりませんね。

昨日、10月2日は左官技能検定の結果発表日でした。 弊社からは2級が1名、 1級が2名、計3名の受験者がおりましたが、見事に 全員合格 することができました。 快挙です。 社員全員が技能士の資格のある会社を目指して、来年も何名かの受験を予定しています。 資格の時代ですかね?  でも、この技能試験は受験すれば合格の合否にかかわらず、必ず自分のためになる価値のあるものだと思います。

さて今回は、前回のコンクリート打ち放し補修工事の続きを載せていきたいと思います。

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その前に1枚。 9月27日の日曜日に吉村興業の昇さん夫婦と 「DEEZ CREW」 というアメ車フルサイズバン専門店さんのイベントにバーベキュウを兼ねて、静岡までいってきました。 個性あふれる車がたくさんあったリ、フリーマーケットが開いていたりと、とっても楽しい1日でした。 写真の緑色の車が昇さん夫婦のもの。(犬もです。)
それでは本題の 八幡工業のキクスイSA工法施工例 第2弾 いってみましょう。

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まずは、施工前の2枚の写真。 これらは、左官材でコンクリート面を補修、調整したものです。?(白っぽい部分が左官材)

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SA工法(打放し補修)施工後。

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こちらは左官材で補修する前の状態。L型に線が入ってしまっていますます。 これを弊社がSA工法を用いて施工すると・・・

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こうなります。 見事に線が消えました。

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こちらは壁に畳よせを這わせたところ コンクリート との隙間が大きく空いたため左官材で調整したあとの写真。

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SA工法施工中の写真。 白色系の色を最初につけました。

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その後、いろいろな色を加えて、周りの色と合わせていき、完成です。

まずは、コンクリートの特徴をとらえて? 次に自分なりにアレンジしていろんなことに挑戦してかっこいい模様を作っていくことを心掛ければ必ずいいものができると思います。 私もまだまだ技術不足で偉そうなことはいえませんけど・・・。  しかしながらこの菊水化学のキクスイSA工法、追及していくとなかなか奥の深い面白い仕事なのかもしれません。

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こちらはとあるお宅のマンションリフォーム工事。 古くなったビニールクロスをはがしてスイス漆喰を塗りました。

お客様の要望で写真正面の壁にコンクリート打ち放し調の壁を作ることになりました。

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前回のブログでも紹介したピーコンシールを使って左官材で造形していきます。

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スイス漆喰の塗ってある部屋にアクセントとしてコンクリートの壁を作るとこんな感じに仕上がります。 スイス漆喰の暖か味のある白とコンクリートの冷やかな感じがうまく調和していると思います。 コンクリートの模様もあえておとなし目に押えて仕上げてあります。 クロスでもコンクリート調のものがありますが部屋の雰囲気と合わせるための、お客様の要望と合わせるための模様の微調整はできませんよね。    左官屋だからこそ作れたコンクリート調の壁。 う?ん。 おしゃれです。  『左官ひとつ。』 アイデア次第でいろんな可能性がありますね。

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