2009.10.21 左官工法

石膏装飾に挑戦。

こんにちは。最近は気持のよい秋晴れが続いていますね。 今日のような空にうす雲がかかっている日は太陽の上に 「環天頂アーク」 という虹をさかさまにしたようなものが見える可能性があるそうです。 私も最近意識してよく空を眺めていますが、いまだに見たことがないんです。運よく見れるとうれしいんですが・・・

話は変わって、先日家族で 「足立区の区民祭り」 に行ってきたのですが、何の気なしで歩いていると左官組合の方達が 左官壁材のよさの説明や、塗り壁体験、光る泥だんご作りなどのイベントを催しているではないですか。 しかもかなりの人だかり。  きっと多くの人々に左官壁材のよさや、左官の仕事の難しさや楽しさを知っていただけたことでしょう。 素晴らしいイベントに感動致しました。

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組合員の方が熱心に塗り壁の指導をなさってました。お客さんも真剣です。

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さて、今回のブログはちょっとした石膏装飾にチャレンジしてみましたのでその様子を載せてみたいと思います。

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まずは、装飾の?デザインを決めます。 参考になる本なんかがあるといいでしょうね。 何冊か載せときます。

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今回はこのデザインに決定。 装飾する場所に合わせるため縮小しました。 デザインも自分で描ければいいんですが・・・

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カーボン紙を使ってベニヤなどの板に写し描きします。

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次に板の上に粘土でデザインに沿って形を作っていきます。 今回はこの粘土を使いました。 空気に触れると時間で硬化するタイプです。

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こんな感で造形していきます。 造形用の工具もいろいろなものがあります。 用途によって使い分けするといいでしょう。

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細かい作業は神経を使います。 集中力が必要ですね。 このこの粘土の場合、時間で硬化するのでスピーディーに造形する必要があります。 左官材料と似ていますね。

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片側が完成。 2時間位かかりました。

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もう片方も造形。 ダンダンと、どうしたらキレイに見えるかがわかってきたような・・・

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両方の造形完了です。 縦6センチ、横7センチほどの小さなものですがそれなりに苦労しまた。 なかなか左右均等に作るのは難しいですね。 まぁそこが手作りの良さってことで・・・

ここまで出来たら次はいよいよ型取りです。 ですが今回はここまでとしまして、型取りから石膏流し、そして完成、取り付けまでの作業の様子は次回のブログで紹介したいと思います。

おまけで前回 油粘土で造形してたものを載せときます。 この作品が私の初めての石膏装飾作りだったのですが、(今回は2度目です。) 残念ながら型取りで失敗しました。(厚みの問題などで)  まぁそれ以前に造形の出来具合もいまいちでしたが・・・

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時間をかけて造形しただけに失敗したときは非常に悔しい思いでした。 でも今回は型取り成功しました。 「失敗は成功の素」 ですかね。 失敗を恐れて作業して、でも失敗してしまった。 でもだからこそ次に挑戦するときにその失敗が、失敗を恐れずに作業して、失敗した時よりもはるかに価値のある 内容の濃い 失敗となり、より完成度の高い成功につながると私は思うんです。 常にプロ意識を持つことが大切ってことでしょうかね。  ごめんなさい 少し偉そうなことをいってしまいました。(笑)     それでは、 また次回に・・・

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