2010.02.01 左官事例

汚れを分解しきったカルクウォール。

こんにちは。 「1の書簡」の八幡です。 今日は東京でも雪が降るという予報が出ています。まだまだ寒い日が続きそうですね。嫌ですね?。 さて、今回のブログは驚きの実験結果の報告です。以前「カルクウォールの性能」として汚れを分解する能力があるというお話と、その実験(カルクウォールにコーヒーをかけました。)をこの「1の書簡」でしました。
結果といたしましては、実験開始から約20日間経過した状態では完全に汚れが消えたとは言い切れないものでした。 僕としても完全に汚れがなくなり、まっ白い壁が蘇るのは無理なのかと思いました。 と思いつつもただ庭先に放置しておけばよい実験なので良く言えばそのまま実験継続状態にしておきました。(悪く言えばほったらかし状態)
実験していることすら忘れかけていた今年1月12日、ふと目についたパネルを手にとって見ると「これは確か、汚れ分解能力を実験していたカルクウォールを塗ったパネル。 汚れが・・・ き、き、きえてるーー!!」

ということで偉大な実験結果を実験開始の状況からどうぞ!

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記念すべき実験初日。  カルクウォールにコーヒーをかけました。

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5日後。色が薄くなってきました。 効果が出始めています。

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20日後。以前、この状態まで公開しました。 完全には消えていません。

ところが・・・・

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どうですか!! 完全に消えています。 別の場所での画像もどうぞ。

驚きの結果となりました。 スイス漆喰・カルクウォール恐るべし!!

どうやら太陽の紫外線と漆喰の持つアルカリ性とが科学反応を起こして汚れが分解されるらしいんです。(有機物に限る) ですから家の中の壁よりも外壁にスイス漆喰を塗った方がこの効果は期待できそうですね。
今後このパネルを持ち歩きいろんな方に実際に見ていただきカルクウォールの素晴らしい能力をたくさんの方に知ってもらおうと思っています。

? 最後に今回の内容とはまったく関係ないですが・・・・・

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これは先日「川崎麻生不動尊」で買ってきた、創業140余年の伝統を誇る「荒井だるま店」さん特製の『お多福だるま』です。 だるまはひとつひとつ心をこめて手描きで創っているものが多く、手づくりの温かみを感じさせられます。 そういった面では左官の仕事と共通するものがあります。(無理やりつなげちゃいました。(笑)) ともかく、人の手で創られた物はそれを見たり、触れたりした瞬間にそうなるまでの過程(状況や苦労、楽しさなど)が頭に浮かび、心を打たれます。  と言いつつ、このだるま少々値切って購入いたしました。(笑)
ちなみに、だるまに目を入れる順序は左目を塗って祈願し成就したら右目を入れるのが一般的で、選挙の場合は右目から塗り、当選したら左目を入れるのが一般的だそうですよ。     ではまた・・・

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