2010.07.10 漆喰

スイスウォールのロゴ 作成!!

こんにちは。 むし暑い日が続きます。 それどころかここのところ、日中は晴れや曇りで夕方から 『ザー』っと降ってくるパターンが多い!!  施工が終わっても乾燥するまでに時間のかかるものを扱う左官屋にとっては1番いや?な天気のパターン。 暑い中必死に作業して成しえたものが夕方の大雨で さらっと 流される。  最悪です。

さてさて今回はイケダコーポレーションの築地ショールームでもおなじみでございます ?左官かき残し工法″(そんな工法あるのかな?)で作った 『SWISSWALL』 のロゴをかき落とし部分のデザインを変えて作ってみました。

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まずは石膏ボードにカルクウォール専用下塗り剤 「ミネラル下地剤」 をローラーでコロコロっと塗ります。

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前回作ったときは額縁もスイス漆喰で石調に作りましたが、今回は リボス健康塗料カルデットのパイン色を木に塗りそれを額縁としました。

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額縁完成!! 上下の縁に面取りをしてカルデットもその部分だけ濃い色(ローズウッド)を塗りさりげなくおしゃれに。

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次にカルクウォールに寒水石を入れたものをミネラル下地剤の上に塗りつけます。 色の取り合い部分は色が混ざってしまはないように慎重に塗りつけを行います。  カルクウォールの色と合わせたタオルとシャツと時計。 たまたまです。(笑)

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塗りつけが終わり、ある程度乾燥してきたらロゴ部分の色を入れます。 色材の厚みは厚からず薄からずで最初に塗り付けたカルクウォールになじませるように塗ります。  その後型抜きした型紙をあてラインを残し、文字や絵を残すようにまわりをかき落としてきます。

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完成

でも・・・今回は正直少し失敗気味です。 塗りつけて、一晩おいてしまったら適度な時期を逃してしまい、(ようするに乾きすぎたんです。) ラインをつける時に型紙はずれるし、(そのため?W″の文字が微妙に曲がってます。)色材はカルクウォールになじまず厚みがつき、そのくせカルクに水分を取られ乾き、色むらになり、おまけにラインをつけるときに乾きが原因で欠けが生じ文字や絵の線がはっきりしないし、 かき落としは乾いたために力加減が難しくなりデコボコに。 何か一つタイミングを逃すと ガタガタ!! っとその後のすべての作業が上手くいかなくなり苦労します。 う?ん。 左官業は奥が深い! 作業に取りかかったら常に 緊迫の糸 をピーンと張っとかなくてはいい仕事はできないようです。 今回の失敗を生かして次回はいいものが作れるよう努力です。

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ちゃっかりと額縁に焼印を押しちゃいました。 木の額縁にしたもの今回はこれを押すため。  ちょっと焦げ気味になっちゃいました・・・・。

今回で3回目となったロゴの作成。 ついでなんでほかの2つも載せちゃいます。

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こちらがイケダコーポレーションのショールーム。

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これは 『J-style』 というBARの客席に飾ってあるロゴパネル。 お店の客席の壁をお店のオーナーさんやイケダコーポのスタッフさんたちと塗りました。 詳しくはhttps://www.yawata-sakan.com/blog/?p=3339をご覧ください。 みんなで楽しくDIYしちゃってますよ!!

今回のロゴパネルは一体どこに飾られるのでしょうか・・・・・?       それではまた。

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