左官がつくる「地層の壁」とは

2016.12.02   カテゴリー:モルタル造形, 左官事例, 施工例

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依頼された完成イメージ図

これは、2016年10月に東京都墨田区内に完成する
株式会社 丸昭  (MARUSHO LTD.) さまの

新社屋の顔となるエントランスのおおきな壁です。

上部はアースカラーの地層を切り取ったかのような壁、

下のガラスのショーケースには皮革製品の商品が陳列されるというもの。

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施工に先立ってサンプルを作成します。

50㎝角の見本を何種類かお作りし、

微妙な テクスチャーのニュアンスや色合いを確認していただきます。

造形班が作成したのち、塗装担当が色をつけるという手のかかったサンプルです。

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方向性が定まったところで施工。

まずは、コンクリート躯体面に 墨打ち

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プライマーで下地処理を施したのち

発泡スチロールの切り文字を貼り付け

文字の高さまで造形用モルタルを塗ります。

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塗り付けが終わったところで、地層を成型していきます。

文字の周りは特に慎重に彫刻していきます。

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モルタルがしっかり乾燥したのを確認して

切り文字は取り除きます。

ここまでが左官のしごと

ここからは エイジング塗装の専門家にバトンを渡します。

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刷毛で色を塗っては滲ませ、ぼかし、また塗ってを何度もくりかえし

全体のバランスを確認しながら整えていく、センスと根気のいる仕事です。

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そして

エイジング塗装が仕上がりました。

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後日、ショーケースが取り付けられたと聞き

あらためて完成写真を撮影に伺いました。

あたかも元々そこに石があり、石工職人が鑿(のみ)とハンマーで彫ったような壁

照明に浮かび上がった文字が重厚なサインとなっています。

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株式会社 丸昭  (MARUSHO LTD.)

http://www.hikakuseizo-marusho.co.jp/

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