2014.03.27 イベント

「塗っていいとも」セミナー開催!

大好評のイケダコーポレーションさんとの共同企画

「左官」と「漆喰」について学ぶ集い

3月25日(火)八幡工業セミナールームにて開催いたしました。

今回、13名様のご参加をいただきました。

実は締め切り寸前でグループで参加希望のお客様がいらしたので

今回は特別にということで定員オーバー!でも決行!!

大勢でにぎやかにやらせていただきました。

P1310649

*写真は塗り壁体験終了時の様子

第一部 『漆喰の歴史から見るスイス漆喰と日本の漆喰』

前半はセミナールームにて座学の勉強会。

講師はイケダコーポレーション期待のホープ・西川さん

P1310532

5000年前のヨーロッパが起源とされている「しっくい」、

どこから来て、日本ではいつから使われているのか・・・

原料となる石灰を軸に洋漆喰と和漆喰の違いを紐解いていきます。

P1310715

そしてこれからの住まいを考えるときに理想とされる「バウビオロギー」という言葉。

自然素材を適材適所に使って、壁は呼吸できるように・・・といった

素材のあり方を図や写真を使ってわかりやすく解説してくれました。

第二部 『自然素材で仕上げる 内外壁湿式施工法について』

僭越ながら私・サイトウが講師をつとめさせていただきました。

saitou

「これさえ押えとけば塗り壁はこわくないポイント」として

P1310716

1. 湿式に適した下地選び

2. 乾燥・養生期間を守る

3. クラック防止策を施す

4. 左官DIYの可能性  ・・・・・

設計士さん、工務店さん、リフォーム屋さん、必聴の情報をお届けしました。

私のつたないお話ですが、

みなさん真剣なまなざしで聞いてくださいました。ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後半は練習場にて

約1時間30分の『塗り壁の体験会』を実施しました。

P1310558

まずは専務から実演指導として

【 さまざまな自然素材?? 内・外】

スイス漆喰 カルクウォール 0.5?タイプ

スイス漆喰 カルクウォール 1.5?タイプ

日本の漆喰

珪藻土

・・・それぞれの塗りパターンによる仕上げのちがい を解説しました。

また 【 塗りパターンによる仕上げのちがい 】として

フラット ・ラフ ・押さえ・キャットフェイス など・・・

左官ならではの鏝のテクニックをご覧いただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おまちかね、参加者 のみなさんが自由に塗り体験をしていただきました。

P1310586

P1310578
P1310604

短い時間ですがスタッフが疑問・質問にお答えしながら塗り方のコツを指導させていただきました。

P1310611

グループ参加のなかよしチーム 楽しんでますか???!?

P1310613

鏝を握れば、はじめて同志もすぐに「塗り友」。

MrHamanaka

「やっぱり塗り壁いいね!ひさしぶりに、今度使ってみますね!」

設計士さんのうれしいお言葉いただきました。

P1310595

いつもありがとうございます!

漆喰の魅力を生かしたお家作りを実践している工務店の社長さん、

塗り壁はひとを「ゆかい」にさせてくれます。

P1310628

最後はとっておきの「左官イリュージョン」を披露しました!!!

P1310624 P1310640

まっ白く仕上がったかのように見えたスイス漆喰の塗られたキャンバス。

八幡の左官イリュージョニスト・勇君が「左官の魔法」で絵を浮かび上がらせます!!!

P1310625

表面の白い材料を鏝でガリガリと削ぎ落としていくと・・・・・・

P1310643

あら不思議、
4色のグラデーションの緑の波模様が出現。

そう、これが うわさの 【 掻き落とし】仕上げという左官技法です。
ちなみに 【 掻き落とし】とは、モルタルなどの表面が乾く前に金串・こて・ブラシなどで引っ掻き、
表面に細かい凹凸のある仕上がりにすること。 左官の高級仕上げの代表格です。

P1310658

タイトルは「左官と僕」(ナチュラワイズバージョン)

なんと、贅沢な! この作品は参加者の中でご希望者にプレゼントいたしました!

できたてホヤホヤを大事に抱えてお持ち帰りです。

お店に飾っていただけるそうです、楽しみですね?。

P1310653

実は前の日から仕込み始め、本番当日、朝いちからこのふたりで準備しました。

グリーンポロシャツ姿のスタッフ、田原亜沙子(左)と長塚勇(右)

次回はどんなサプライズがあるかはお楽しみに!!



Archives

PAGETOP