2018.12.10 左官事例

無垢材のフローリングとグレーの漆喰壁の家

茨城県桜川市 個人宅 の 内装工事を納めさせていただきました。

地元産の無垢木材をふんだんに使った家づくり
季づくりの家 丸和建設様の新築現場です。
http://www.maruwakensetsu.co.jp

完成したばかりの内部を撮影させていただきました。

20畳はあろうか 広々とした壮観のLDK

仕上げ材は スイス漆喰カルクウォール 骨材0.5㎜タイプ
施主様の希望で は コンクリート打ちっぱなし調のイメージ
天然顔料 ウラ の黒を調合して理想の壁・天井を作り上げました。

内部の塗り壁 施工総面積は およそ 300㎡です。

平屋の大きなお屋敷です。
お伺したときは 植木屋さんがお庭の仕上げ工事をしていました。

ひろびろ玄関収納

玄関ホール から 見えるのがリビング

無垢材のフローリングとグレーの漆喰壁のコントラスト

実は、グレーのトーンはお施主様の希望で
各部屋ごとにで濃度の調合費を変えて
濃い  ~   中間    ~ 淡い灰色 と塗り分けしています。

これが出来るのも 現場で ウラという天然顔料を入れて仕上げる
スイス漆喰・カルクウォールならではのなせる業なのです。

さて、気付いたことがあります。
コンクリート調なのだけど 「コンクリートのような冷たさがない」。

おそらく、すべて左官職人の手作業・鏝塗りだからでしょう。
細かいところまで心を込めて仕上げているからこそ
なんだか温もりを感じさせます。

木のブラインドから差し込む光が
エイジング調の壁にやわらかな陰影を与えます。

家族の集まる天井高のある大空間

木と漆喰で作られたシンプルだからこそ 飽きの来ない空間。
おだやかな 生活がはじまることでしょう。

洗面所の大きな鏡が解放感を感じさせます。

ちなみに 2つあるトイレは無着色の白い壁です。
やっぱりスイス漆喰の白は清潔感がありますものね。

寝室は オガファーザーによる自然素材のクロス仕上げ

グレーの壁から明るい白い部屋へ入る感じも素敵です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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