2019.09.09 Sto シュトー

Sto(シュトー)で欧州スタイルの絵本のようなお家

千葉県大網白里市の閑静な住宅街にある K様邸の新築 外壁工事を

八幡工業・左官チーム & 特殊塗装チームで連携し、

エイジング塗装により あたかも数十年たったかのような趣を演出しました。

 

【 完成した外壁 】

お客様のご希望は欧州スタイルのエイジング塗装仕上げ

ベネチアなどのヨーロッパでみられる「歴史をかさねた赤い塗り壁」

というなかなか難しいリクエストでした。

 

 

下地は弊社標準仕様の通気ラス + モルタル塗り

仕上げ材には、撥水効果が高く、汚れが付着しにくい特性のある
ドイツの漆喰系左官材 Sto(シュトー)を使用。

通常通りモルタルでしっかりとした下地を作成し、
まずは、ベース色の左官材で塗り上げます。

その後、この材料の特性である撥水効果を落とさない為に、
専用塗料で着色しました。

 

 

メーカー説明によると 「Stoは世界シェアNO.1の塗り壁」
目地無しでも、ひび割れが少なく、ハスの葉(ロータス)効果で汚れに強い。
カラーバリエーションも豊富な左官塗材です。

https://takumiya-style.co.jp/

* 八幡工業はメーカーの講習を受け、正規施工代理店をしています。

 

壁面に近づいてみましょう。

オレンジを基本色に経年変化や、塗り斑を表現しました。

 

 

さらに、表面のテクスチャーを拡大

まずは、鏝塗りでパターン仕上げをしたのち

深みのある、自然なエイジング処理を施しています。

 

 

西洋瓦の色とあいまって 可愛いけれど甘すぎずいいですね。

 

 

R面にあわせた 飾り窓の扉
そして、鉄格子の付いた丸窓

外国の絵本に出てくるような印象的なお家となりました。

 

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【 外壁 施工中の様子 】

通常通りモルタルでしっかりとした下地を作成し、

まずは、特注したレモン色の左官材Stoで鏝塗りが完了したところ。

 

ここから特殊塗装チームが、特注色のペイントで仕上げていきます。

 

(左)明るいレモンイエローのSto を 鏝で塗った状態

(右)濃い目のオレンジを刷毛塗りやスポンジでお化粧していきます。

 

*板に塗ってあるのは基本のオレンジ色の見本

 

 

お施主様、工務店の担当者と何度か確認していただきながら

色の濃さや微妙な経年変化のイメージを調整していきます。

 

 

換気口の穴の下、 の絶妙な汚れ具合

このように何層も色を重ねることによって、奥行きのある色あいを作り出します。

 

 

屋根の上に上って、破風部分をエイジング塗装仕上げ。

このように勾配がきつくて苦戦したようです。

 

 

全体のトーンを確認するため

いったんシートをめくっています。

 

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そして 完成。足場が撤去されました。

 

 

今回の施工を依頼してくださった鈴木建設さんは、

輸入住宅を提供している全国ネットワークの

メープルホームズに加盟している千葉県市川市の会社です。

 

ホームページの施工例は、おしゃれなデザインの家を多数ご紹介していますので

ぜひご覧になってください。

https://www.suzuki-kensetsu.co.jp/

 

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