2021.02.06 MORTEX

ちょいと海まで 1/2

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナビアプリに八幡工業と打ち込むと「ハチマン コウギョウ への案内を開始します」と音声が流れることを知ったタ口ことタグチです。

 

今回は入社してはじめての業務を紹介します。

 

 

 

その下されました業務は、

 

トイレリメイクでした。

 

 

 

 

 

 

西水元にある事務所内、社員デスクのすぐ横にあるのがこのトイレです。

 

アーチ状の天井からサイドの壁にかけてスイス漆喰が施されています。

 

顔料を入れあえてムラを出した正面壁がいいアクセントに。

 

2013年から使い続け、床のモルタルにひび割れがあったこともあり

 

塗り替えてみよっかと専務の一声で始まりました。

 

 

 

 

 

 

使用するのはデザインコンクリートと称され、需要が高まりつつあるMORTEX(以下モルテ)。

 

以前の勤め先が青山だったこともあり、近所の店舗などで何度か目にしたことがありました。

 

 

 

 

 

 

2021年版は補修を兼ね色も変更しイメージチェンジを図ることに。

 

先輩方の動きを観察しつつ、覚束ないながらも各工程参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

そしてカラーは大胆にもブルー。

 

モルテの仕上げ材はF1とF2を用いました。

 

番号はF4まであり、数が大きくなるほど粒子が細かくなります。

 

 

 

 

 

 

 

やはり否めないチグハグ感…!

 

さらには3人で分割したため、くっきりと2本ラインが出てしまいました。

 

どうしたものか………

 

 

 

 

 

 

絵載せちゃおっか。これまた専務の一言。

 

これまでのコンセプトであった海辺のリゾート地を継承し

 

砂浜に打ち寄せてくる波に見立てることに。

 

 

 

 

 

 

モルテにイラストを描く前例があるのか伺ったところ

 

恐らくないそうです。

 

事務所のなのでトライアンドエラーも許されちゃいます。

 

 

 

 

 

 

砂浜と白波、隠し味程度の差し色などはすべて“パタパタ”して描きました。

 

パタパタは前記事にも登場しましたスポンジで叩く技法(?)です。

 

 

 

 

 

 

波、来てます。

 

この時点で普通のトイレではないことが伺えるかと思います。

 

完成までもう少し。

 

 

 

 

 

 

後編につづきます↓

ちょいと海まで 2/2

 

 

 

 

 


 

 

 

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