杉板RCを採用した書院の軒天補修

2023 東京都中野区 #補修リペア #外装

お寺で新設される書院での補修事例の紹介です。

木造のモの字もない鉄筋コンクリート造が新鮮。

 

 

切妻の軒裏が杉板本実型枠コンクリートになっています。

木造でないからかピロティを連想させる意匠です。

 

 

6m下の地上からでもわかる白華(エフロ)とPコンに

 

 

軒先を中心に全体にかけて空くジャンカが補修対象です。

 

 

Pコン埋めは材料を埋めて色を合わせる補修ですが、打ちっ放しRCと異なるのは木目の凹凸があること。

 

 

平らに塗って終わりではなく、木目を引いていく必要があります。

 

 

節の左隣がPコン。

 

 

地上から見上げてもわからない程度にはなりました。

ぼろぼろの軒先も木目と色を合わせます。

 

 

シリコン製トップコートを塗ったところ。

乾ききると濡れ色もなくなります。

 

 

美しい杉板コンクリートがよみがえりました。

 

 

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