八幡左官のオリジナル土壁「塗り版築」

2023 東京都 #新築 #版築 #土壁 #外装 #内装

 

左官・塗り壁とひとくちにいっても、八幡工業では、様々なデザインに対応可能です。

 

今回ご紹介する施工例は、都内の店舗にしつらえた 「版築仕上げ」

 

カウンターに座った 特別なお客様だけが味わえる手作りの左官壁です。

 

 

高さ2mの 「塗り版築」

 

左側の、この角度から見ると、ずっしりと重たい土の壁がよく見えます。

 

 

版築(はんちく)とは、

もともとは、木の枠の中に 土を入れ 少しずつ 強く突き固める方法で

枠を外した時に、何層にも重なった土が まるで切り取られた地層のようになる 歴史ある左官工法です。

 

 

強く押し固めた部分は密度が詰まって、平たんな壁になり

叩く力が弱かったり、砂利の成分の多いところは ザラザラとした荒い肌になります。

古いお寺の塀や、壁に いまでも見ることができます。

 

 

しかし、本当の版築を行うとなると 大量の土や資材を使って

何日もかけて施工する必要があります。

 

 

そこで、考え出されたのが 『塗り版築』。

今回は、ケイカル板の下地に1センチの厚みで鏝で塗って、押し固めて仕上げます。

 

 

 

今回は 全部で5種類の材料調合を行いました。

 

 

 

砂と土と 八幡オリジナルのカラーバインダーを絶妙な割合で混ぜあわせます。

 

「ソイルクレド」は、八幡工業・株式会社KSAG・材料メーカー

 

3社とで共同開発した土壁専用のバインダーです。

 

 

 

事前に会社にて、確認用のサンプルを作った時の様子。

 

 

サンプル作成時には 塗りあんばいは勿論のこと

色と模様のバランスの良いレシピ

地層ごとの適切な水分調整量

乾きのタイミングなど・・・を記録して本番に生かします。

 

 

テスト製作を見たデザイナーからの変更リクエストがあり、

本番は再度 調整を行います。

 

 

ふたたび現場から中継

ここがポイント!!  となる 角部分を施工中です。

 

 

この角があることで、平板な壁ではわからなかった ぶ厚くて重厚な地層が立ち現れるのです。

 

現場レポートは、材料の調合を担当した八幡工業・斎藤でした。

お店がオープンしましたら あらためて店舗のご紹介をさせていただきます。

 

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「ソイルクレド」の施工例はこちらも併せてお読みください。

 

【 土壁で都会のビルにうるおいを。】

 

https://www.yawata-sakan.com/blog/22871

 

種別 店舗 レストラン
素材 ソイルクレド 土壁
施工部位 内装 壁
所在地 東京都
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